2010・11シーズンより、アウトドアブランドの最高峰であるパタゴニア様より、活動時のスキーウェアなどをご協力頂きます。
障害者スキーの普及活動時は、激しく変わる悪天候、様々な器具を扱い激しく動き回る事、衝撃から身を守る事、時にはジッと見守る事など、様々な場面に遭遇します。
私たちの活動には、そのような環境においても身体を保護することのできる機能を有するパタゴニアのウェアが最適です。
また、こちらのサイトからパタゴニア製品をご購入頂くと、パタゴニア様より紹介料を頂きます。紹介料は、当協会の運営費として使用させて頂きます。ご利用頂ければ幸いです。

Tags: パタゴニア

2010年2月、西町インターナショナルスクール・ミドルスクールスキートリップにおいて、7年生（日本教育における中学2年生）を対象に障害者スキーの研修体験会を行いました。二日間で延べ30名の生徒が参加し、チェアスキー・バイスキー・アウトリガー・スキーブラの講習を受けたあと、バイスキーに全員が乗り、視線の低さやスピード感、リフト乗車の仕方などを肌で体験することができました。
参加学生の一人からは、「誰でも同じ楽しみがある。身体が不自由でも、全てが悪いことではないことがわかった。」という感想も聞かれました。

2010年1月、Hakuba47スキーアカデミーインストラクターを対象に、障害者　スキー指導法・障害者サポート法の講習会を行いました。当日は午前5名、午後６名のインストラクターが参加しました。

雪上では、アウトリガーを使用し脳性麻痺や片脚切断、スキーブラを使用し片麻痺、チェアスキーやバイスキーを使用し両下肢の障害などを疑似体験し、それらの使用方法や介助法などを行いました。

また、座学として、視覚障害者の誘導方法や車椅子の介助法などの指導、障害者疑似体験セットを用い、実際に体験し、誘導などを行いました。
参加者からは積極的な質問なども飛び交い、今まで障害者に出会った時の困った体験談など、自然とディスカッションの場にもなりました。今後も更なる講習会を実施し、障害者受け入れ体制をより良いものにしていきたいと思います。

　

Hakuba47スキーアカデミー（元SIAデモンストレーター 笹岡祐二代表）において、日本初の試みである常設スキースクールにおいて障害者のスキーレッスン受入れを始めます。